
目次
今回はAnkerのワイヤレスイヤホン最上位機種『Soundcore Liberty 2 Pro』を自腹レビュー!
結論から言うと、音質、デザイン、使用感全てにおいて完璧に近い!っと言えます。
ただし!心の底からオススメできるか?っと言われるとそうでも無かったり・・・
完成度が高いイヤホンなのは間違いないんですが、気になる短所もあるんです。
っというわけで、Soundcore Liberty 2 Proの特徴&どんな人向きのイヤホンなのか?!全力で解説してきます!
殆ど自腹レビューなので参考になるはず!↓
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Anker Soundcore Liberty 2 Pro
製品名 | Anker Soundcore Liberty 2 Pro |
連続使用可能時間 | 8時間(充電ケース込約32時間) |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX |
防水性能 | IPX4等級 |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.0 |
Soundcore Liberty 2 Pro 7つの特徴とは?
1,デザインはどうなの?
まずはイヤホンのデザイン。もうね、流石に1万超えっていうのもあって箱からしてカッチョいいです。笑
パッケージを開くと、何やら英語でイヤホンの素晴らしさがアツく語られています。
ッッ!カッコいい!包装からしてやっぱり5000円以下のイヤホンとは比べ物にならないほど、高級感が醸し出されています。
セット内容的には普通のイヤホンと同じ。USB-Cケーブルと耳の形に合わせて変えられるイヤーピースのセット。
ああぁ・・・イヤーピースの宝石箱みたいだ・・・
イヤホン収納兼充電ケースも美しいです。マットな質感のケースで指紋は目立たないデザイン。
スライドさせると、ケースが開くようになっていて、これがまたカッコえええぇ!
一生ケースを開け締めしていたいくらい、カッコいい。
イヤホンはイヤーピース部分のオレンジがアクセントなっていて、シャレオツ。イヤホン自体もマットな質感で、文字印刷が銀色に輝いてて高級感アリ。
ちなみにproじゃないノーマルLiberty2と比べるとこんな感じ↓
※左がノーマルLiberty2、右が今回のLiberty2pro
Liberty2はややプラスティック感があるツヤがあるブラックですが、こちらはつや消しグレーになってて、ロゴが銀色。正にpro。
⇛コスパ最強か?Anker Soundcore Liberty 2を自腹レビュー!4つの短所&特徴を解説します。
イヤホンの上部に物理ボタンがあり、ここを押すと再生や一時的等の操作ができるようになっています。
最近はタッチボタンが増えてきていますが、個人的には物理ボタンの方がミスタッチが少なくて好き。
2,サイズや重さは?
iPhone6と横で並べると、半分くらいの大きさ。
イヤホンとケース込の重さが大体70gなので、Lサイズの卵くらいの重さ。
重さが気になるぅ!っという人は今すぐ冷蔵庫で卵を手に持ってみればそれがLiberty2proと同じくらいの重さです。
イヤホンのみだと16gとワイヤレスイヤホンにしてはやや重めかなぁ。
10gを切るイヤホンもあるので、メチャ軽いイヤホンと比べると、数値的には重め。
ではあるものの、実際に耳に付けると全く違いを感じませんでした。私がどんかんなだけかもしれませんが。笑
2、aptXに対応してる!
Bluetoothの圧縮規格はいくつかあるんですが、AACよりも高音質&低遅延のaptXに対応ッ!
コーデック | 音質 | 遅延 | 特徴 |
SBC | 標準音質 | 大きい遅延 | 最も音質が劣り、遅延も大きい。 |
AAC | SBCより高音質。 | SBCより低遅延 | Apple製品に採用 Android 8以降も対応 |
aptX | CDクラスの高音質。 | 低遅延。 | Android、Windows、Macで採用される |
aptX HD | ハイレゾクラスの高音質。 | AAC並の遅延。 | aptXのより高音質版。 |
LDAC | ハイレゾ相当の最高音質。 | 大きい遅延 | SONYが開発の最高音質の規格。 |
※黄色部分が当機種の対応コーデック
音源データをどのくらい圧縮もするのか?という規格なんですが、表が下にいけばいくほど圧縮率が低く、音質が向上していきます。
aptXに対応しているスマホで接続すると、こんな感じでaptXで接続してますぜ!っといった表示が出てきます↓
ただし!後述しますが、aotXに対応していないスマホもかなり多いので、あなたが使っているスマホがaptXに対応しているのか?購入までに絶対にチェックしましょう。
あっただaptXに対応していないスマホでもAACやSBC接続はできるので、音楽は普通に聴けます。
3,専用イコライザーアプリがある
Liberty2シリーズから対応しているので、このAnker専用のイコライザーアプリ。
一人一人の聴力にあった音質に自動でチューニングしてくれるなんだか凄そうなアプリ。
初期設定では聴力検査みたいなのをやらされます。笑
自分がどの音域が聞こえているのか?聞こえやすいのか?このような感じで表示され、自動チューニングしてくれるんです。
面白そうなんでやってみたんですが、ちょっと低音が強すぎな感じがしました・・・
チューニングしたイコライザー以外にも、自分の好みにあったイコライザーが20種類以上用意されているので「なんか違う!」っと思ったら別のイコライザーも選べます↓
音質の好みは人によって変わりますが、私は高音域が強めなのが好きなので”ピアノ”が丁度良い感じ。
4,音質はどうなの?【重要】
っというわけで最も重要な音質をチェーーク!
音質が良いのか?を判断する為、今現在CD音質以上で音楽が堪能できる『AmazonMUSIC HD』で視聴しまくります。
⇛【Amazon Music HD vs Spotify】本当に音質違う?7日間比較した結果・・・
ちなみにこのAmazonMUSIC HDンメッチャ音質が良いので、3万の有線イヤホン(ER4)で音楽を聴くと涙が出るほど心が揺さぶられます。笑
ジャンル的には高音域をチェックする為に、管楽器やバイオリン等の高音が多いクラシックやオーケストラ。
ボーカルや中音域はJPOPなど。低音域はEDM等のクラブミュージックやジャズ系のジャンルを片っ端から聴きまくりました。
まず最初にスターウォーズのタイトルを流してみたんですが、、、これはヤバい。
「あれ、映画館にいるんだっけか?」ってほどの臨場感と音質です。笑 いや本当に。
トランペットやバイオリンの高音はハッキリと輪郭が表現できていて、5000円以下の安いイヤホンとは次元が違います。
ボーカルや中音域に関しても、息遣いや舌の動きが分かるほどではないですが、鮮明度はかなり高いです。
そして、低音域!結構、ドゥンドゥン低音が響くので、迫力や臨場感はマジで高いです。ただ、JPOP等のボーカルを堪能したいって時はこの低音の強さがちょっと邪魔。
ボーカルが埋もれるほどの低音じゃないですが、もうちょい低音を抑えてくれたほうが個人的には好みですね。
ただ、低音部分も安物イヤホンが無理やり低音域をブーストさせているような、質の悪い音質じゃなくちゃんと厚みのある低音が響くので聴いていてストレスが溜まるってことはないです。
もし、あなたが「低音強めの高音質なイヤホンを探している!」っというならアリ!ですね。
私にはちょっと低音が強すぎるので、イコライザーで高音ブーストさせるのが丁度良いかなぁ・・・
5、最長32時間連続再生可能!
イヤホン自体がちょっとデカイだけあってイヤホンのみでも8時間連続再生。
充電ケース込だと約32時間も連続再生できるのも特徴の1つ。
ぶっちゃけ誰が32時間も連続再生するんだよっ!とは思いますが、こんだけ連続再生時間が長いなら充電する機会も少くなるのはメリットですね。
あと、イヤホン単体で8時間も持つのでちょっと外に出るくらいなら、ケース無しでもいいのが◎
6、ワイヤレス充電可!
ノーマルのLiberty2ではワイヤレス充電ができなかったのですが、Proは最近流行りのワイヤレス充電可!
ワイヤレス充電って充電パットが場所とるし、充電速度が遅いので個人的にはそんなに便利だとは思いませんが。笑
ただ、あなたが「ワイヤレス充電使ってみたいぜ!」っというなら、メリットになりうるかと。
7,USB-Cに対応
人によってはデメリットにもなりえるポイントですが、個人的にはキター!っと言いたくなるGOODポイント。
まだまだ、ワイヤレスイヤホンの充電口はマイクロUSBが多いんですが、流石AnkerUSB-Cを搭載!今後は殆どのスマホの充電口がUSB-Cに統一される可能性がかなり高いので、これはかなり嬉しいポイント。
ただ、iPhoneは未だにLightningだし、古めのスマホはマイクロUSB端子なので人によっては一々USB-Cケーブルを持っていないといけないのがちょっと面倒。
家にケーブルが増えるとゴチャゴチャしまくるので、早く全ての端子をUSB-Cに統一してほすぃぃ。
購入して感じた4つの短所
1,音質は良いけど・・・
音質は確かに良い。これは本当に間違いない。
しかぁし!Liberty2と比べると、価格差分音質がよくなているか?っと言うと、、、うーんこれが結構微妙です(汗)
どのくらい音質が違うのか?!同じ曲、同じ環境で聴き比べまくったのですが・・・
確かにProの方が若干、音の臨場感というか奥行感が高く、音の抜け感などは上。
ただ、何曲も何曲も何曲も!
聴き比べまくってやっと「ああ、臨場感がProの方が若干上だな」っと分かるくらいで正直価格差程の差は感じませんでした(汗)
1万超えのイヤホンなので期待値が高すぎたのもありますが、先にLiberty2を視聴していた私はそこまで強烈に感動するほど無かったです。
っというかLiberty2が価格の割に音質良すぎるんだよなぁ・・・
⇛コスパ最強か?Anker Soundcore Liberty 2を自腹レビュー!4つの短所&特徴を解説します。
2,iPhoneはaptXに非対応
執筆している時点ではありますが、iPhoneはAACには対応しているものの、更に音質や遅延が少ないaptXには非対応。
Appleは独自規格が大好きなので、今後もAACのみしか対応してくれない予感。
もし、あなたがLiberty2Proの性能を最大限活かしたいなら、自分の使うスマホがaptXに対応しているのか?絶対にチェックしておきましょう!
3、防水IPX4等級
ノーマルのLiberty2はIPX5まで対応なんですが、音質重視の為かProの防水規格はIPX4までとやや控えめ。
IPX4=水の飛まつに対して保護されている
あくまでも、水しぶきを浴びても大丈夫くらいの防水性能なので、水没などした場合は壊れる可能性アリ。
とは言ってもジョギングなどの汗くらいなら、問題ないだろうしお風呂で使うなど無茶をしなければOKかなと。
【結論】どんな人が買い?
最後にどんな人が買いなのか?まとめるとこんな感じ↓
・低音が強めが好み
・ほんの少しでも音質は高い方が良いッ!
・使っているスマホがaptXに対応している
もし、あなたが低音強めが好み&1万ちょいで音質の良い完全ワイヤレスイヤホンを探している!ってなら十分検討する価値はアリ!だと言えます。
ただね、、、ノーマルLiberty2の音質も負けないくらい良いので、このくらいの音質の差だったらノーマルLiberty2で十分っていうのが私の本音です。
機能面はやや劣っていますが、ぶっちゃけ言うほどの音質の差は感じませんでした。価格も1万切っているし、あなたが「コスパ重視!」ならLiberty2を選ぶべきだと思います。
⇛Anker Soundcore Liberty 2の現在の価格&詳細はコチラ!
⇛Anker Soundcore Liberty 2 Proの現在の価格&詳細はコチラ!
やや臨場感はProの方が高いけど、音質的にはかなりかなり近いのでLiberty2で満足できないならProでも満足できない!っと断言します。
っというわけであなたが『Anker Soundcore Liberty 2 Pro』を検討しているならぜひぜひ参考にして頂ければ、幸いですm(_ _)m
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