
ノイキャン搭載イヤホンでかなり高音質!っと評価が高いのが今回のゼンハイザー『MOMENTUM True Wireless 2』
なんかあちこちで凄い凄い!っとべた褒めされてたので「そんなに音質良いのか?!」っと遂にポチってしまいました。(汗)
今まで50個くらい無線イヤホンを自腹レビューしてきた中で、確かに音質は良いっ!っと感じました。
が!この価格でこの性能だったら、コスパはいまいちかもなぁと感じる面もあったり・・・
っというわけで、ワイヤレスイヤホンを40万円以上買い漁っている私がMOMENTUM True Wireless 2の良いところ、悪いところを忖度なしで書き殴っていきます!
殆ど自腹レビューなので参考になるはず!↓
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ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2
製品名 | MOMENTUM True Wireless 2 |
連続使用可能時間 | 7時間(充電ケース込約28時間) |
対応コーデック | aptX、AAC、SBC |
防水性能 | IPX4等級 |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.1 |
⇛ゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 2現在の価格&詳細はコチラ!
MOMENTUM True Wireless 2 9つの特徴とは?
1、デザインはどうなの?
まずはデザインをチェック!いくら音質が良かろうとも、かっこ悪いイヤホンを耳に付けて外出するのはムリ!です。
ただ、流石ゼンハイザーさん。イヤホンの質感やデザインはそこそこカッコいいです。
まずは外箱をチェック↓
シンプルではありますが、そんなに凄い高級感が溢れ出ている化粧箱ってわけでもないですね・・・
いざ、オプーンっ!
デデデターー!!ぜぇぇぇんはぁぁいざー!!・・・
ファブリック調のケースがオシャカワイイですね。触った感じからして「お!やっぱ質感高いわ!」っと感じられるほどにしっかりした作りです。
セット内容はUSBーCケーブルと耳のサイズに合わせて使えるイヤーピース。どうせならケーブルも白に統一して欲しかったところ。本体が白なら白でしょ(汗)
4万弱もするだけあって、作りは本当に良いっ!ですね。ファブリック調なケースがシャレオツ。
裏面もシンプルでおしゃれ。リセットボタン的なのと、充電ランプがついてるくらい。
ただ、ちょっと残念なのは残り充電ランプがなんにもない点ですね。なぜか分からないですが、2万~くらいする高級機って表面に充電ランプがついてないことが多いんです↓
2万くらい以下のイヤホンとかだと、パッとみて残り充電量が分かるバッテリーランプがあるもんなんですが↓
なぜかAirPodsやらSONYの高級機なんかにもついてないんですよねぇ。見た目重視なんでしょうか?
⇛AirPodsProとSONY WF-1000XM3はどっちが買い?重要な5項目を比較した結果・・・
イヤホンをケースに収納したイメージはこんな感じ↓なかなか良い。
シンプルでカッコいいけど、すっごくカッコいいか?と言われると、まあまあかなぁ。
ただ、流石に価格が価格なだけあってイヤホンの作りはひと目で「あ、5000円くらいのものとは違うわ」っと分かるくらいに質感が高い感じ。
イヤホンの裏側にはイヤホンを取り外した時に、自動で再生が止まるようにセンサー的なものが付いてます(黒い点)
タッチボタン部分は金属っぽい質感になってて高級感アリ。
デザインや質感は高い!っと感じました。ファブリック調のケースがシャレオツだし、イヤホンのボタン部分が金属っぽくなっているのもGOOD。
ただ、ファブリック調の布っぽいのが使っている内に破けてこないか?ちょっと心配。
2、サイズ感や重さはどうなの?
サイズ感は無線イヤホンとしてはまあ普通といった感じ。iPhone6とAirPods Proと並べてみるとこんな感じ↓
流石に小型イヤホンの代名詞とも言える、AirPodsに比べると一回り大きいですが、無線イヤホンとしては普通くらいな大きさですね。
ポッケに入れて使うのも問題なく出来るサイズ感ではあります。
重さは70g超えなのでちょっと重め・・・かなぁ?くらい。
大体無線イヤホンが50~70gくらいなので、その中だとビミョーーーに重いかも?くらい。
とは言ってもストレスに感じるほどの重さではないし、ポッケに入れて運用も可。
3、接続がメチャ簡単。
ゼンハイザーのイヤホンに限ったことじゃないんですが、接続方法はメチャ簡単。
一度、ケースに入れてからイヤホンを取りだすと、勝手にペアリングモードに突入します。
ゼンハイザーの場合イヤホンの裏側がピコピコ光りだすので、必ず裏面をチェック↓
すると、スマホ側のBluetooth接続画面に『MOMENTUM TW 2』と表示されるのでこれをタップ。
一旦接続してしまえば次回からはケースから取りだすだけで、接続されますのでめっちゃラク。
あと、もし片方のイヤホンしか接続出来ない場合は、一旦接続を解除してケースに戻す⇛再接続で両方のイヤホンに接続できる事があります。
私は最初右側しか接続できなかったんですが、上記の方法で両方接続できましたので、「つながらねぇ!」っと焦っている人は参考までに。
4、aptXに対応
これも意外なんですが、2万以上の高級機って音質や接続性能が高いapt-Xに対応していない機種が多いんです。
しかぁぁし!ゼンハイザーは音質にこだわっている!とだけあってapt-Xに対応。
コーデック | 音質 | 遅延 | 特徴 |
SBC | 標準音質 | 大きい遅延 | 最も音質が劣り、遅延も大きい。 |
AAC | SBCより高音質。 | SBCより低遅延 | Apple製品に採用 Android 8以降も対応 |
aptX | CDクラスの高音質。 | 低遅延。 | Android、Windows、Macで採用される |
aptX HD | ハイレゾクラスの高音質。 | AAC並の遅延。 | aptXのより高音質版。 |
LDAC | ハイレゾ相当の最高音質。 | 大きい遅延 | SONYが開発の最高音質の規格。 |
※黄色部分が当機種の対応コーデック
残念ながらiPhoneはAACまでにしか対応していないので、Androidスマホ等で利用する場合にしか恩恵はないですけどね(汗)
早くAppleもapt-Xに対応してくれぇぇぇ!
5、音質はどうなの?【重要】
ゼンハイザーで最も重要とも言えるのが音質!なんせ4万弱もしますからね・・・SONYのイヤホンの1,5倍以上の価格です。笑
⇛本当に高音質?WF-1000XM3を1ヶ月レビュー!8つの特徴&短所はコレだ!
一体どんだけ音質良いんだよ!っと期待してしまうのは当然です。
どんな音を奏でるのか?検証する為に現時点で唯一ハイレゾ音源が聴き放題の『Amazon MUSIC HD』であらゆるジャンルの曲を聴きまくります。
⇛【Amazon Music HD vs Spotify】本当に音質違う?7日間比較した結果・・・
まず最初に感じたのは「音の粒子感が凄いっ!」って点です。なんというかとにかく高音~低音それぞれの音の分離感が高いんです。
「えっ?この曲ってこんな音鳴ってたの?」っと曲によっては別の印象を受けるくらいに音質は高いです。
で、他の高級機に比べるとやや高音から低音の主張が大きめで、高音⇛中音域⇛低音域の繋がりが若干聞き取り難いかなぁ~とは感じました。
そして、確かに1万とかのイヤホンやAirPodsと比べると、一瞬で違いが分かるほどに音質は良いんです。
これは間違いないんですが、私が過去に購入した音質が神レベルと感じた「NOBFALCON」と比べると、ビミョーーにですが音がざらついているように感じます。本当にビミョーーにですが。
⇛神音質は本当か?NOB-FALCONを自腹レビュー!7つの特徴&短所を正直に語ってみた。
まああくまでも、両機種を一緒に所持して同時に聴き比べまくったらやっと分かる程度なんですが、2倍以上の価格差だからなぁ・・・
NOBFALCONはケースがショボいのとノイキャン機能などが付いていないのが残念ポイントですが、音質だけでいえば私はNOBFALCONの方が好き。ってのは本音です。
ここまでくると音質の好みの問題ですね・・・笑
6、ノイズキャンセリング機能はどうなの?
そして!最も気になるのがノイズキャンセリング機能!一体どんだけノイキャン効果があるのか?!
気になりまくったので、YouTubeにて飛行機の離陸動画とANAの機内安全ビデオを同時に爆音で流してノイキャン機能を試してみました。(机が低音でブルブル震えるくらい爆音)
私が過去に使ってきたノイキャンイヤホンと同様、飛行機離陸時のブォォォンという低いノイズはごっそり除去してくれます。
ただ、AirPodsやSONYと同時に比べてしまうと、若干ではありますがノイズ除去効果は低いような・・・
まあ、音楽かけてしまえばほぼ差は感じない程度なんですが、”ノイキャンモードのみ”で使った場合は他のノイキャンイヤホンほんのすこーーーしだけ劣りますね。
7,アンビエントモード(外音取り込み)
イヤホンを付けたままでも、外部の音が聞こえる!っていうのがアンビエントモード。
今まで8機種くらいアンビエントモードイヤホンを使って来ましたが、MOMENTUM True Wireless 2はやや聞き取りやすいかな?くらいの性能に感じました。
「イヤホン付けるの忘れてたっけ?」ってレベルに外の音が自然に聞こえるAirPods Proに比べると、マイクで集音した感のある音ですが、ノイズは少なめで聞き取りやすい部類なのは確かです。
個人的にはそれほど、アンビエントモードが必須には感じないんですが、性能としては悪くないかなぁと。
⇛実は不要?無線イヤホンのアンビエントモード 5つの短所&長所はコレ!
8、防水IPX4等級
スゴく防水性能が高い!ってわけでもないんですが、一応防水規格IPX4に対応。
IPX4=水の飛まつに対して保護されている
ちょっとした雨や汗くらいなら問題ないくらいの防水性能は兼ね備えてます。
ただ、この価格のイヤホンをランニングとかジム用に使うのは怖い(汗)
9、専用アプリで音質など変更できる!
Apple StoreやGoogle Playからゼンハイザーイヤホン専用のアプリをDLすることで、音質を変化出来る”イコライザー”機能などが使えます。
イヤホンのボタン設定を変えたりいろいろ変更できます↓バージョンアップなんかも出来る模様。
音質が変えられるイコライザーが付いているのはありがたいんですが、使い勝手はいまいち。なんかパッと見てよくわからない画面。カッコいいんですけどね。笑
あとなぜか接続が上手く行かないことが多いです。あんまり使い勝手が良いアプリとは感じないかな。
購入して感じた4つの短所
1、無線充電に非対応
最近流行りつつあるのが、充電パッドにおいただけで充電できる無線充電。
ですが、ゼンハイザーは無線充電非対応・・・4万くらいなら無線充電機能くらい搭載していても良いと思うんですが(汗)
2、ノイキャンの切り替えが分かりにくい。
イヤホンのタッチパネルを3回タップする事でノイキャン⇛外部音取り込み⇛OFFっと機能を切り替える事ができます。
が!切り替えた時に音声案内が無く、「ピポパっっ!」っとしか鳴らないんで、今どのモードになっているのか?分かりにくいです。
SONYとかパナソニックのイヤホンであれば「アンビエントモード」っと案内されるので、今どのモードか?が分かりやすいんですけどねぇ。
⇛ノイキャンは微妙?RZ-S50Wを自腹レビュー!8つの特徴&短所を正直に解説します!
3、他のイヤホンと同じくらい途切れます
これはゼンハイザーイヤホンが悪い!ってよりも無線イヤホン全般に言えるんですが、途切れる時は音楽を聴いている間プップッっと途切れます。
ただ、やっぱり「4万もするんだから、めちゃくちゃ途切れにくいのでは?!」っと思って期待したんですが、他のイヤホンと同じくらい途切れます(汗)
4、高いっっ!
これ言って良いのか迷いまくりましたがあえて言います。
高いっっ!っと。
無線イヤホンですよ?!冷静に考えると4万弱は高いです。笑
有線イヤホンであれば、ケーブルが切れてもリケーブルして10年とか使えちゃいますが、無線イヤホンはパーツが多いので持っても3年くらいでしょ・・・バッテリーもヘタるだろうし。
他の無線イヤホンよりも3倍くらい音質が良いとかであれば、4万でもアリですがぶっちぎりで音質が良いってわけでもないしなぁ。
3万6000円もあればもう数千円足せば、iPad買えちゃうっと考えるとやっぱ高いよなぁ・・・
【結論】完成度は高いが、コスパはイマイチ・・・
最後にこのイヤホンを検討するべき!な人をまとめるとこんな感じ↓
・3万以上でも高く感じない
・他の人が使っているイヤホンとかぶるのはイヤだ
・高級感よりもおしゃれなイヤホンを使いたい
⇛ゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 2現在の価格&詳細はコチラ!
っと言った感じ。間違いなく完成度は高いし、ノイキャン付きイヤホンの中ではトップクラスな音質。
なんですが、コスパ重視!な当ブログ的には超オススメ!とまではいきません(汗)
もし、私がゼンハイザーを紛失したらもう1度購入するか?っと言われたら、間違いなく再購入はしないかなぁと。
いや、性能的にはかなり高いんですよ?!それは間違いないんですが3万6千円をまた出すのなら、NOBFALCON辺りで良いかぁと感じるのが本音です。半額くらいですからね。笑
⇛NOB-FALCONの現在の価格&詳細はコチラ!
ノイキャン等絶対に必要!って人はゼンハイザー一択ですが、とにかく音質にコダワリたい!ってだけならNOBFALCONの方が間違いなくコスパは上。
っというわけでゼンハイザー気になるぅ!っという人は参考の1つにして頂ければ幸いですm(_ _)m
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