
Ankerから充電器兼用モバイルバッテリー『PowerCore III Fusion 5000』が販売されたぁ!
ので、今回はこのPowerCore III Fusion 5000がどんな人向けなのか?と長所&短所を正直に記述していこうと思います。
結論から言うと、モバイルバッテリーとしては中途半端な感じはある!っというのが本音だったり・・・
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Anker PowerCore III Fusion 5000
製品名 | Anker PowerCore III Fusion 5000 |
最大充電W数 | 最大18W 2ポート使用時(15W) |
充電容量 | 4850mAh |
対応機種 | iPhone 11 / 11Pro / XS等ほぼ全てのスマホ |
重量 | 約176g |
⇛Anker PowerCore III Fusion 5000現在の価格やセール等の詳細はコチラ!
3つのメリットとは?
1、充電のし忘れが無い
このシリーズの最大、最強のメリットとも言えるのがコレ。
モバイルバッテリーって持っていこうと思ってても「ああッ!充電してなかった!」って時が10回に3回くらいあるんですよね。
ただ、このPowerCore III Fusion 5000は普段は普通の充電器として使いつつ、内部のバッテリーも充電しているので、好きなときに持っていけるのが強み。
2、iPhone11など高速充電可!
前モデルのFusionは最大15Wでしたが、新モデルは最大18WのPD充電が可能にっ!
以前当ブログでも検証しましたが、PD充電はめちゃ早いです。どのくらい早いかというとめちゃ早いです。
⇛【急速充電器vsApple純正】iPhone充電速度を検証!2倍近く爆速でした…
通常のiPhoneなどに付属している充電器が5W出力なのですが、数値的には3倍以上の出力で充電できるということなります。
さすがに数値通り3倍の速度とまではいきませんが、一回PD充電になれちゃうと通常の充電器は窓から投げ捨てたくなるほど遅く感じます。笑
3、イヤホンなども充電できる低電流モード搭載
実はワイヤレスイヤホンなどの小型の端末って出力が高すぎると、充電出来ないこともあるんですよね。
普通に充電できるものも多いんですけどね・・・
このモバイルバッテリーは電源ボタンを2度押すことで低電流モードになり、ワイヤレスイヤホンなども充電できるようになるそう。
ただ、最近のワイヤレスイヤホンってケースと合わせたら、30時間とか連続再生できるものがほとんどなので↓
⇛10万円分買って分かった!5000円以下の完全ワイヤレスイヤホン8選はコレだっ!
ワイヤレスイヤホンを充電することってそんなに無さそうな気がするんですがどうなんでしょ?
無いよりはあったほうが嬉しい機能ですが、個人的には1年に1回使うか使わないか?で終わりそうな予感。
3つのデメリットとは?
1,一般的なモバイルバッテリーより寿命は短めか
一番気になるのはコレ。モバイルバッテリーを常に充電し続けているということは、常にバッテリーに負荷がかかっている状態とも言えます。
つまり!普通のモバイルバッテリーより、内部のバッテリーの寿命が短い可能性は極めて短い可能性は高いんじゃないかと(汗)
前モデルのレビューを見ても、「半年でただのACアダプタになりました」と言うようなレビューも見かけますし・・・
⇛前モデル PowerCore Fusion 5000 のレビューや価格はコチラ
⇛Anker PowerCore Fusion 5000を本音レビュー!3つの長所&短所とは?
「ACアダプタとして使えるなら良いじゃん!」
とも一瞬思ったんですが、リチウムバッテリーの寿命が尽きたものをずーっと使い続けるのは発火の可能性など考えると怖すぎます。
半年はちょっと短すぎるような気もするんですが、通常のモバイルバッテリーよりも寿命が短いのは間違いないかなと。
2,容量は少ない
PowerCore III Fusion 5000というネーミングでありながら実は容量が4850mAhのみ。
っというのは良いのですが、このモバイルバッテリーに限らず、モバイルバッテリーって記載されている容量の60~70%くらいしか実は使えないんです(汗)
つまり、今回の場合だと多めに見積もって70%使えるとしても実際に使える容量は、3400mAhくらいの容量。
iPhone11が3,110mAh、iPhone11 Pro Maxが3,500mAhのバッテリー容量なので、1回満充電できるか出来ないか?!くらいの容量ですね。
バッテリーが劣化していない状態であれば、十分すぎる容量だと思います。
が、バッテリーは徐々に劣化して、充電量が下がっていくのでiPhone11くらいのスマホを満充電できるほどの性能を維持できる期間はそれほど長くないような気もします。
更に言うと、PowerCore III Fusion 5000の紹介ページを見ると、「iPhone11が1回満充電できる!」とか、容量をアピールしているような画像や紹介文が一切ないんです。
⇛Anker PowerCore III Fusion 5000の紹介ページはコチラ!
モバイルバッテリーの紹介ページって必ずと言っていいほど、「iPhone2回分!」とか容量をアピールしまくります。笑
同社の別モバイルバッテリーの紹介ページを見てもやはり、iPhone11Pro2,3回分といった感じに容量はアピールされとります。
なので、勝手な予想ではありますが、新品状態であってもiPhone11を満充電できないのか?!っと思ったり。
とちょっと辛口に書いてきましたが、完全に0%から充電することってそうそう無いです。
大体の場合スマホを半分でも充電できれば助かるケースが多いので、容量重視の人じゃなければそこまでデメリットでもないかも。
3、重め
充電器とバッテリーを兼ねているので仕方ないんですが、5000mAhという容量の割には約176gとちょっと重め。
10000mAhのモバイルバッテリーで最大29W出力のバッテリーでも約 186 gくらい↓
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ややこちらの方が重いんですが、10gの差で容量が倍になり更に2つ同時の端末を高速充電できる。
と考えたら、10gくらい重くてもこっちを持って行きたくなる・・・気がする。
ちなみにこちらは最大29Wなので、MacBookなんかのノートPCやiPadProなんかも高速充電できるほどハイパワーです。
そんなに容量いらないよ!っと言う人でも徐々にバッテリーが劣化することを考えると、10000mAh くらいは最初からあったほうが良いような。
・容量は少ない(1回iPhone11が満充電できるか?)
【結論】消耗品と考えるならアリか。
最後にこのモバイルバッテリーを検討するべき!な人をまとめてみるとこんな感じ↓
・スマホくらいしか充電しない
・スマホを1回分充電できるか出来ないか?くらいの容量でもOK
・1つずつしか充電しない
一々充電しなくても好きなときに持ち出せる!っというのは超絶便利。
ではあるものの充電し忘れないのであれば、充電器とモバイルバッテリーは別々に買ったほうがぜっったいに持ちは良いはず!
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頻繁にモバイルバッテリーを使う人であれば、そうそう充電を忘れるってことは無いと思うし、リチウムバッテリーって一旦充電したら数ヶ月くらいはバッテリー残っているので、忘れてても結構使えちゃうことも多いんです
っというのもあって個人的には別々に買うことをオススメしたいところ。充電器と一緒なのは便利なんですけどね~。
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