
全iPader待望のマウス操作対応がキターー!ついにiPadOSにおいて、iPadで熱望されていたマウス操作がが出来るようにバージョンアップされました。
「これでiPadが全てのノートPCを過去のものにする」っと興奮して使ってみたのですが・・・
かなりビミョー!!っというのが私の本音です(汗)
いや、メチャ使いやすい!という方もいるので、用途によると思うのですが、少なくとも私は使い続けたいと思えませんでした。
というわけで、iPadとマウスを繋げる方法と使って分かった、3つの不満点を挙げていこうと思います。
マウスを繋げる方法
当然ながらまずはマウスを用意します。私の場合は2000円くらいで買える『M545』という安物のBluetoothマウスを使用。
USBのBluetoothレシーバーを接続するタイプのマウスなので、USB-Cの拡張アダプタが必要です。
iPadPro11の場合USB-C端子なので、拡張アダプタを繋いでBluetoothレシーバーを繋ぐというわけですね。
うーむ、もうなんかこの時点でちょっと使い勝手が悪い(汗)iPadでマウスを使うなら、レシーバータイプじゃない方がスムーズに使えるかと。
◎設定⇛アクセンシビリティ⇛タッチ⇛AssistiveTouchをオン
にすると◎のポインターが表示されマウスが使えるようになります。
唯一のメリット 画面に手を伸ばさないでも操作できる!
私が唯一感じたメリットがコレ。
iPadを操作するためには当然ですが指で画面をスクロールしたり、コピーした文面があればタッチを長押ししたりする必要があります。
ブログなんかの執筆作業をする時だと、結構頻繁にコピペ作業するので、一々画面に手を伸ばすのがヒジョーにメンドクサイ!んです(汗)
⇛まだ買うな!iPadProはPCの代わりになる?私が感じた9つのストレスとは?
ただ、マウスを使えば一回一回手を伸ばさなくても操作できるので、コレが便利かなぁ・・・
っと言っても後述しますが、普通のPCに慣れているとかなりコピペ作業がやりにくいです。
やはりあくまでも、上手くタッチ出来ない人用の補助機能って感じで、ノートPCには程遠い使用感だなぁと言うのが正直な感想。
iPad✕マウスの4つの不満点とは?
使う前はこれでノートPCの出番がなくなるぜ!っと興奮していたのですが、いざ使ってみると結構不満点が(汗)
少なくともノートPCの代わりにはぜっったいならないというのが私の結論。
というわけで実際に使ってみた3つの不満点を解説してきます。
1,ホイールの向きが逆!
ホイールは使えないだろうなぁ・・・と思っていたのですが、ぬぁんと!ホイール操作で画面をスクロールする事も出来るんです。
ただし!何故かホイールを回した方向と逆に画面がスクロールされていきます(涙)
なぜ、、タッチでスクロールする時は素直に、スクロールされるのになぜ、、、
設定で変更できるならまだしも、変更もできません。私はいつもWindowsPCを使ってみるので、スクロールが逆だと凄く気持ち悪い。
そして、スクロールされるのはまだ良いのですが、たまにカクカクになることがあります。
使えない!ってほどじゃないけど、PCのスクロールに比べるとスムーズとは言い難いです。
2,テキストの選択の精度が低い。
1回使っただけで「ああ、もういいや・・・」っと思ってしまったのでコレ。テキスト選択の精度がかなり低いです。
PCだと1文字単位でコピーしたい文字をテキスト選択できるのですが、iPad(というかIOS)だと単語単位でテキストを選択しようとするので、意図していない文章が選択される事がかなり多い(汗)
ブログ執筆していると、基本スペックなど公式からコピペする作業がかなり多いので、これはちょっと致命的です。
3,ボタン割り当て機能は便利だが・・・
今回使ったマウス『M545』は7ボタンのマウスなので、iPadでもボタンごとに機能を割り当てする事が可能です。
◎アクセシビリティ⇛タッチ⇛AssistiveTouch⇛デバイスを選択
接続しているマウスが他ボタンマウスなら5つまで機能が割り当てられます。
ただし!個人的にあまり使ってみたい機能がありませんでした(汗)
私の場合PCで多機能マウスを使う際は、サイドの2つのボタンをコピー&ペーストに設定して超高速コピペを1日に100回以上は使っています。
⇛【レビュー】M705mマウスを1年使い続けてわかった3つの長所&短所とは?
が!iPadの場合割り当て機能は割と限定されていて、スクショくらいしか私が使えそうなのは無いんです。
うーん。これでコピー&ペーストがあれば、最強のiPadアクセサリーになりそうだったのですが・・・
スクリーンショットは便利そうだけど、アップルPencilを左下からスライドさせるだけで、スクリーンショット撮れるようになったしなぁ。
ただ、これはあくまで私の使い方には合っている機能が無い!っというだけなので、あなたに合った機能がある可能性はあります。
もし、あなたがマウス機能を使ってみたい!っと思うなら、マウスを買ってしまう前に一度、どんな機能があるのか?チェックするのを強くオススメしますよ!
4,結局、持ち物が多くなる。
iPadのメリットの1つは軽い、携行品が少なくても何でもこなせる!という点だと思います。
ただ、マウスを持っていくとなるとマウス自体を持ちあるく必要もあるし、レシーバータイプの場合はUSB-C ハブも持ち歩く必要が出てきます。
執筆作業をするなら+キーボードも・・・
Bluetoothキーボードってタイピング感が良くない割に結構重いんですよね。
⇛【2年使用レビュー】持ち運び用MOBOキーボードは買い?4つの良い点&悪い点とは?
っとノートPCっぽく、ガッツリ作業しようと思ったら結局荷物が多くなって、その分重量も重くなるので、iPad最大のメリットでもある”手軽さ”を殺すことになってしまいます。
これだけ荷物が多くなるなら「じゃあPCで良いじゃんっ!」っと思っちゃいますね(汗)
やっぱり作業するなら普段使っているソフトがあるPCの方が操作性もいいですし。
インプットデバイスとしては最高ですが、無理やりPCっぽく使うのであればPC持ち歩いたほうが絶対に幸せになれるかと。
【結論】やっぱりノートPCライクは無理っ!iPadはiPadのままでいいんだよ?
これを言ったらApple信者の人に殴られそうですが、やっぱりiPadをノートPCをライクに使うのは無理!っというのが結論です。
あくまでも、上手くタッチ機能が使えない人むきの補助機能と言った感じが強かったです。
どんな作業をするかにもよりますが、ブログ執筆作業がメインの私はiPad✕マウスを使い続けようとは思えませんでした。
そもそも、iPadはノートPCのようにガッツリ仕事に使うというものよりも、スマホとPCの中間的な存在として発表されているデバイス。
仕事ようにガッツリ作業するならPCを使えばいいし、ブラウジングや動画閲覧、電子書籍でインプットしまくりたいと言うならiPadっと言った感じに使い分ければ良いかと。
もし、あなたがノートPCの代わりにiPadの購入を検討しているなら、いくらマウスに対応しても、絶対にオススメしない!っとお伝えして、当記事を締めくくりたいと思います。
⇛【iPad Pro歴2年が語る】iPadで出来る6つの事&PCには及ばない理由とは?
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